国語辞典【三銃士】

My book shelf II

今週のお題今年買ってよかったもの

 

今年の流行語には「忖度」が選ばれましたが、普段何気なく日常で使っている言葉や文字を正確に理解するのに

最も重要な物といえば、そう辞書です!

 

今年は辞書を複数買いました。

 

1:【新明解国語辞典

2:【大辞林

3:【SHARP Brain】

  ※ 3は電子辞書です。

 

何故3つも買ったのか、、、

それは

単純に古くなっていたことや

収録項目数が違うこともありますが

 

重要なことは、

【言葉がどんな意味をもっているのか】

ということです。

 

当たり前すぎてお恥ずかしい話ですが

この事を十分に理解していない事に

最近気がつきました。

 

現在多くの辞書が出版されてはいますが

各辞書の編者は其々違っています

 

それはつまり

編者がどのような方向性で辞書をまとめるかによって、全く違う辞書となって形が出来上がっていきます

 

たとえ同じ言葉であっても

違った表現を使ったり、用例の見せ方次第で、読者へ与える印象も変化します。

 

これは言葉そのものを、

違う角度から光を照らす事によって

より立体的に言葉の本質を浮き上がらせる事になります

 

同時に言葉の意味を深く重層的に理解できる様になります。

 

この複数調べる事は、私にとって非常に良い学びとなりました。

と同時に基礎が重要だとゆうことを改めて認識させられました。

 

また、私が複数辞書を比較していて

ひとつ感じた事は

【言葉は成長している】

ということです。

 

どういうこと???

 

お前は何を言っているんだと

言われそうですが

 

複数の辞書で調べた結果を

深く理解することは

同時に今はあまり使わなくなって

きている意味も知る事になります。

 

もっと言うと

新しい意味の発見と過去の歴史を同時に知るということです。

 

それは人間が歳をとるように言葉も

より時代に即した形に変化し、

また使われない言葉も同じ様に変化し、或いは消滅していく。

 

その時に日本語全体も

ゆっくりと移り変わっていくんだなと

初めて認識できた様に思います。

 

この時、

3つ買って良かったなと

素直に感じれました。

 

そんな風に考えていると

忖度が脚光を浴びたことで

どんな言葉が押し出されたのかが

少し気になるところですね。

 

 

 

 

世界の美術 art

Flânerie sur les quais

今週のお題「芸術の秋」

 

先日書店でたまたま見つけたのですが 

お安くなった

コンパクト版 美術図鑑

 

「世界の美術 art」

が出ていましたので

即買いしてしまいました。

(4100円 税込)

 

世界美術の図鑑に相応しい

2500作品以上が

500ページを超える大ボリュームで

解説付きで載っております。

 

内容は、歴史に沿った西洋美術・東洋美術が載っており

またアフリカ・インド・オーストラリア等

あまり馴染みの無い地域も載っています。

 

加えて冒頭では

美術作品の見方や色彩陰影、用語解説等

作品を見るときのポイントが分かりやすく記載されています。

 

沢山の作品が掲載されているので

有名どころは殆ど載っているのでは

ないかと思われます。

 

芸術の秋…

美術館へ行く前の予習として

この一冊が有れば、より本物を見るときに楽しめるのではないでしょうか。